道路側から |
道路に面して生垣代わりになっているマクロカーパも、かなり大きいけど、これは、3本がくっついてお互いに支え合っているから大丈夫そうだ。
17日、朝、8時にトゥリーサービス(Tree Services)から4人の職人が、枝木を粉砕する機械(wood chipper)を付けたトラックと共にやって来た。
窓からの景色 |
粉砕された枝木は、マルチ(mulch)となって(多分どこかに売られて)土のカバーとなり還元されるので、無駄にはならない。太い幹の部分は、カットして置いて行ってもらうことにしている。
下枝を切り落とした後は、一人が樹に残り、大きな枝を切り落としながら上へ登って行く。
ついに最後の枝が切り落とされた。あっという間だったので、カメラに収める暇がなかった。
樹の上から「切った瞬間の写真撮れたか~?」と、言う声が・・彼、私が写真撮るの見てたんだ。「落ちるのが早過ぎて撮れてませ~~ん!」
枝が無くなった後の幹は、意外と細い。これでは、大嵐や大雨で、枝が重くなって倒れても不思議じゃない。
後は、幹を少しずつ切って行く。一番上の幹を切り落とす前に「今度はうまく撮れよ~~!」だって。「ご期待に添うよう、ムーヴィーにしま~す!」
もう1時過ぎだと言うのに、樹に登ったまま休まずに働いている。すごい働き者。日本だと、お茶の用意をしたり、職人さんにあれこれ気を使う所だけど、この国はそんなこと無用らしい。
1時半、幹が根元まで切り落とされて、やっと休憩。4人、庭の段差のある所に腰かけてランチタイム。
2時、また仕事を始める。残りの枝木をチッパーに入れて粉砕。結構太い枝もチップにしている。お隣は暖炉を使っているので、これまで、この樹のおかげであまり陽が当らないし、落ち葉や枝で迷惑をかけて来たから、お詫びにカットした丸太はあげることにしているけど、小さい枝もあげられたらよかったのにな・・もったいない・・
窓の外の青空が広く見え、前の家2軒が丸見えになった。マクロカーパは、すごく大きく育つから、普通の家の庭には向かない。広い公園みたいな所に植えるべき樹だったのに、50年ほど前、この家を建てた人は、この樹を植える時、こんなに大きくなった時のことなど考えもしなかったに違いない。
目の前に生い茂った緑の枝は、目隠しになるだけでなく、疲れた目を癒してくれたし、小鳥達の憩いの場?隠れ場所、巣作りの場所にもなってたに違いない。でも、無くなれば、日当たりが良くなって庭のお花も育ちが良くなるというメリットも大きいし・・・
切り株の端が、コンクリートに斜めに飛び出して今にもコンクリートを突き破りそうだ。やっぱりこれ以上ほっとけなかった・・・切って正解・・ごめんね、マクロカーパチャン・・
窓から前の家が丸見え |
何もなくなった隣との境には、いずれ花の咲く垣根になる樹を植えよう。ピンクのカメリアの垣根なんて素敵かも?