2013年9月3日火曜日

SPELD charity art auction

チャリティ アート オークション

先週土曜日28日、SPELD主催のチャリティアートオークションに行って来た。

SPELD(Specific Learning Disabilities:学習能力障害)は、失読症(Dyslexia)行動不全(Dyspraxia) 計算力障害(Dyscalculia)、その他の学習能力障害を持った子供たちの支援団体だ。

会場は、Community Leisure Centre。3時からと言うことで、お友だちのT子を誘って、Bと3人で出かけた。会場には10分ほど前に着いたけど、予想に反して人が少ない。入場料6ドルで、オークションのための番号札をもらった。

3時から6時までなので、アフタヌーンティー(afternoon tea)の準備もされていた。いくつかの丸テーブルには、サンドイッチやクッキーなどの軽食、紅茶やコーヒージュースなどの飲み物。あれこれつまんだらお腹いっぱいになったから、もう夕食要らないかも?

オークション出品作品のリストをもらい、会場の壁にかけてある絵画を見て回る。いくつか良いなと思った絵の番号に丸をつけて椅子に座る。だんだん人が増えて来て、会場はほぼ満員だ。

オークションの前に、支援団体の一つ、George Streetにあるファッション小売店、Georgie Girlによる、Retro Fashion Show。1960~70年代と思われるレトロな衣装を着たモデルは、10代の細い女の子から60代?の太ったおばさん、中には、両手両足にタトゥーを入れた女性まで、次々と衣装を替えて出てくるので、あちこちから、口笛や、冷やかしの声が出る。最後は、これもレトロな3着のウェディングドレスで締めくくり。

その後、1枚ずつ、絵画を持った人が前に出て、オークションの始まり。絵画は全て有志の方の寄付によるもので、リストには、タイトルと作家の名前、小売価格が付いている。いずれも、アートギャラリーなどで売る場合付けられる価格で、$2500~$50まで、さまざまだ。

気に入った絵画のオークションが始まると、Bは、あわてず、様子を見ながら、いよいよ他に手が上がらないようなところを見計らって、ス~と番号札を揚げる。なかなか上手だ。

結局、
1.Joeke de Vries(?) によるオイルパステル画2枚、Bのお気に入り。
 1. Feast of Mist (市価$350)$55でゲット
     


2. Lake Harmony  ($350)$90でゲット






3. Janet Bothner-Byの 油絵 ”Pohangina Valley-Cloud Cover“($495)、$80でゲット。Pohangina Valleyは、Palmerston North から車で約40分ほどの郊外の美しい村。これもBのお気に入り。




4. Nicholas Chevalier(1828-1902) の水彩画 "Lake Manapouri(1881年)"のスクリーンプリントNo.415/425 これは市価額不詳、を$65でゲット。Lake Manapouriは、Doubtful Sound へつながる神秘的な湖。これは、私のお気に入り。


合計$260(1NZ$:78円位)の買い物。

5.?作? still Life ($495) を$50 これは、T子のためにゲット。


オークションが終わって、ファッションショーで着た洋服やアクセサリー類の売りだしには、女性たちが群がる。

T子は、素敵な柄のワンピースを、$35?でゲット。これは、実際のお店で200ドル近くした物らしい。

私は、レトロな茶色の革のバッグを$46でゲット。ポケットもたくさん付いて、手縫いのしっかりしたもので、お買い得感ありよ!

アートのオークションは初めてだったのでとても面白かった。有名なアーティストの絵画の、目の玉が飛び出るような値段にどんどんつり上がるオークションと違って、このチャリティオークションは、市価の値段の5分の1、どうかしたら10分の1とかでストップするので、こんなに安くていいのかしらと申し訳なく思ってしまう。私が手に入れた"Lake Manapouri"は、原画の限定版プリントで、そんなに価値は無いかもしれないけど、12号くらいの大きさだから、額縁だけでも60ドル以上はするに違いない。行ったことがある素敵な湖なので、すごく嬉しかった。

私は絵が好きだけど、自分で描くのは才能がないのであきらめた。その代わり、時々、気に入った(感性が合う?)絵にめぐり遇ったら買いたくなる。もちろん手の出る範囲だから、値段もたかが知れてるけど、気に入った絵を壁に飾って眺めていると、ほのぼの幸せな気持ちになるから不思議だ

帰り際に、Dyslexiaの子供を持つ知り合いのPeterから、協力してくれてありがとう。と、お礼を言われた。とんでもない!こちらこそ、楽しんで、こんなに破格値でアートを手に入れることができてありがとうございます。

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