土曜日、26日、パーミー(Palmerston North)の中心街の公園、スクエア(The Square)で、恒例のイベント、フェスティバル オブ カルチャ-ズ(異文化祭?Festival of Cultures)が、催された。
このフェスティバルで、最近発足した日本交流会(Japan Association)と、IPC(International Pacific Collage) の日本人留学生の有志が協力して、日本の東日本地震の被災地の人々のために、赤十字(Red Cross)の協力の下、義援金募金活動をすることになった。
朝から、あいにくの雨だったが、ずらりと並んだテントには、たくさんの国と地域からの移民による、それぞれの文化やライフスタイルの展示や、食べ物。中央の舞台では、民族舞踊や音楽。雨だから出足が悪いだろうという予想に反して、たくさんの人々が、傘をさして、あるいは濡れながら、楽しんでいる。
募金は、日本人会とIPCの留学生有志が、2~3人で組んで、1時間交代で会場を回る。私は、11時から12時まで担当。
"Pray For Japan" の看板、募金箱、募金してくれた人へお礼の、赤十字のマークにThank You と書かれた丸いシールと安全ピン付き折鶴を入れた袋を持って、会場を回る。「募金お願いします!」と言っても、もちろん、通じないので、英語で・・・大きい声を出すのは、恥ずかしくてとても勇気がいる。でも、恥ずかしいなんて、言ってられない・・・少しでも、たくさん義援金集めなくては~~!
ニュースで、悲惨さを知っている人たちが、同情の言葉と共に、次々と募金に協力してくれる。本当の嬉しい!と、だんだん、声も、出てくるから不思議だ。
IPCのテントの前では、浴衣を着た留学生たちが、募金箱を持って、お願いしますコール。
募金してくれた女の子とお母さんに、折り鶴のプレゼント。
テントの中では、募金箱を置き、被災地に募金と千羽鶴を送るために、テントを訪れた人たちに、折り鶴の折り方を教えてている。
私も、折り鶴しか折れなかったので、二日前、インターネットで調べて、にわか仕立てで覚えた風船、指輪、箱、花などの折り紙を、たくさん折って持って来て、訪れた親子にあげると、とても喜んでくれた。
小さな国NZの、人口7万5千人ほどの小さな街、パーマストン・ノースでも、たくさんの人々が、日本を応援してくれていることが分かって、本当に嬉しい一日だった。
被災地のみなさん、どうぞ、頑張って、苦難を乗り越えてください。地震で被災したばかりのNZの人たちもたくさん応援してくれています!