2015年1月11日日曜日

Gardening

庭の手入れ

1月10日
裏庭のフェンスは、隣家3軒と接している。フェンスの前は、NZ nativeの灌木や、リンゴと洋ナシ(pear)の樹が雑然と植えてあり、その間に雑草や灌木が生い茂って、荒れ放題。

雑草ををすっきりさせて、アジサイをもっと植えようと、この数日、庭仕事に精を出している。ブッシュ状になった灌木の幼木を根こそぎにしないと、大変なことになる。中でも、キャベツトゥリー(cabbage tree)の種子が、あちちに根付いて、次々とツンツンした苗木が育っている。大木になる前に、早く抜かなければ、と頑張るけど、シャベルくらいでは、到底無理だ。とりあえず根元から、切って、後から掘り起こそう。

その他にも、球根で増え、あちこちに広がり、抜くのが大変な雑草が、果樹の周りにはびこりっているのを切って行く。

洋ナシの木の周りの雑草を切ろうと、葉っぱを手でかき分けた・・・ン?!・・・その向こうに、黒い丸いものが・・・何だ?・・・

よくよく見ると・・・猫!!黒猫だ~!死んでる?!それとも昼寝中?!シャベルで音を立てて脅かしても動かない!死んでる~~!?私は、死んだ動物は、怖くて見るのもいやだ。急いで表へ。

表の庭では、隣のマイクとBが、我が家側のフェンスの前の生い茂った木々を、せっせと切っては、電気鋸で小さくして、マイクのトレーラーでリサイクルセンターに運んでいるのだ。Bに話して、見に行ってもらう。

「死んじゃいないよ。子猫が生まれて授乳してるようだ。」って!エ~~!何てこと~~!

我が家は、猫も犬も飼っていないので、他所の猫が、我が物顔でしょっちゅう入って来ては、庭で昼寝したり、ウンチをしたり、困りものだ。そのうちの1匹が、樹の陰の藪の中で子猫を産んで、授乳中だったんだ!

SPCA(Society for the Prevention of Cruelty to Animals:動物虐待防止協会)に電話したものの、土曜日で、留守番電話のみ。

マイクの話によると、彼の家の3軒ほど先隣の家が、3匹ほど猫を飼っているけど、放任?で、彼の家の猫ドア(ネコは飼っていないけど)から留守中に入って来て、テーブルの上に糞をして行ったりして、困りものらしい。どうやら、その家の猫じゃないかと言う話に落ち着いた。

彼の3軒隣は我が家とフェンスを共有している1軒でもあり、黒猫が、我が家の裏庭に来た時、シ~と、追い払うと、フェンスを乗り越えて、その家に逃げて行くから、たぶんそこの猫だろう。飼い猫なのに、何で、よそんちで、子供を産むのサ?!家の人は、気がつかないのかしら・・・


母ネコは、私が、カメラを向けて撮ったら、フウ~!と歯を剥く。「何もしやしないよ! 不法侵入のくせして怒るんじゃないの!」

・・・でも、”母は強し”だ・・・「野良ちゃんなら、SPCAで、安住の家庭を見つけてもらえるよう、頼んであげるからね」・・・授乳の邪魔をしないよう、雑草取りは、途中で終わり。

1月11日
今日は、午前中、少し曇り空なので、庭仕事にはもってこい。取り残した雑草の陰を見ると、もう猫の母子はいない。やっぱり、隣の猫だったんだ。子供を連れて、実家に帰ったに違いない。

いずれにしろ、出て行ってくれたので、ホッとした。今日は、ガーリックを収穫して、保存。昨年に比べ、少しは大きくて、マアマアかな。そろそろ、去年の蓄えもなくなりつつある所で、グッドタイミング。

雑草を取った空間にコンポストを入れて、今まで雑草の陰で、ヒョロヒョロ育たなかったアジサイを、植え変えた。少しは日当たりが良くなったんだから、来年は、きれいな花を咲かせてね。

それにしても、隣のマイクからもらったレモンは巨大だ!ちなみに、小さいレモンは、反対隣の家のレモンの木から我が家にはみ出した分を失敬したもの。イチゴと言い、レモンと言い、NZは、何でも巨大に育つ・・・にしては、我が家のガーリックは小さいな~~・・・

0 件のコメント: