2012年2月20日月曜日

ART DECO FESTIVITIES 2012 in Napier

ネイピアのアールデコ祭り


北島の東南海岸、Hawke's Bay のネイピア(Napier)市 は、1931年に大地震に見舞われ壊滅、その後、街は、その当時流行だったアールデコ(Art Deco)調に再建され、美しい街、アールデコ市(Art Deco City)として人々から愛されてきた。


先週、アールデコ祭り(第24回)が、開催され、今年はNZ空軍(RNZAF: Royal New Zealand Air Force)の75周年ということもあり、空軍協賛の一大イベントとなったようだ。


土曜日(2月18日)、たまたま、パーミーから2時間半ほどの市ヘースティングズMap:Hastingsからネイピアまで車で20分ほど)を訪れる機会ができた。そこで、午後から、アールデコの隣街、ネイピアへ繰り出すことに。




ネイピアの中心街、海岸沿いのMarine Parade付近 は、一般車の交通が遮断され、人とヴィンテージカーだけの歩行者(車)天国。道路の両脇は、何十メートルにも亘って、ヴィンテージカー(vintage cars)がずらりと並んでいる。


アールデコ調の服装をした、カップルが、男性が、ピカピカに磨かれ手入れの行き届いた自慢のクラシックカーに乗って通りをパレード、あるいは、家族や友人グループが、そぞろ歩きながら、写真を撮ったり撮られたり。


カフェの外のテーブルのあちこちで、アールデコの老若 男女が優雅にコーヒーを飲んで談笑している。


 美しい海岸沿いのビーチドメイン(Beach Domain)広場に設営された舞台では、アールデコの衣装に身を包んだ男女のファッションコンテスト。




舞台では、やがて水着のコンテスト。真中のピンクの水着の女性が優勝。
観光用の人力車が、街の目抜き通りを走り回る。細い若い女性も、たくましく自転車をこいで、お客を乗せて走りまわっている。



歩行者天国の通りには、大道芸人(busker)。全身金色の、天使の衣装に身を包んだ女性が、立像になりきってじっと動かない。子供がお皿にコインを入れると、スッと動いて子供をハグし、祝福して、またサ~と、元の恰好になり、微動だにしない。顔まで金色に塗ってさぞかし暑いことだろうに。




優雅なロールスロイス


空には、空軍のアクロバティックチーム(Red Checkers aerobatic team)による、ビンテージ飛行機のパフォーマンス。


さほど暑くもなく、カラリとした良いお天気。


碧い海に白いヨットが目にまぶしい海岸沿いを、ラッシュモンロー製のフィジョアのアイスクリーム(Rush Munro's icecream, feijoa)をほおばりながら、心地よい潮風を受けて歩く午後のひと時は、最高~~でした!

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