2012年1月11日水曜日

Trip to Carterton in Wairarapa 2


お宿 Teracotta Lodge

Cartertonは、今回で3度目(2009年年末からお正月にかけて旅行した時のブログで紹介)。今回のお宿は、郊外のテラコッタロッジ(Teracotta Lodge)。


お宿に着いて、まず驚いたのは、広いガレージに車が3台。ガレージの外にも2台ほどある。どうやらお宿の主( Jim) は、カーマニア?1台は、Drag Race用の車で目下製作中とのことだ。


ちょうどお仲間?(Johnだった?)が、油まみれになって組み立て中で、しばし、Bと3人でエンジンなど共通する話題でおしゃべりが尽きない。


Kiwis(この場合NZ人)は、よく働きよく遊ぶ。生活は質素だけど、趣味のことに、お金と時間をかけることを惜しまない。


広大な土地を利用できるので、日本では考えられない位、ハンティング (hunting)、キャンピング(camping)、トレッキング(trecking or tramping)、カヤキング(kayacking)、カーレーシング、モデルフライイング、クラシックカーコレクション etc・・・・などなど、きりがないほど多種多様なホビーがあり、また、凝る人が多い。ここのご主人は、ドラッグレーが趣味らしい。



日本では、働き蜂は、アフターファイブも、週末も、接待飲食や、ゴルフで過ごす(過ごさざるを得ない?)のがざら?したがって、退職後は、(せいぜいゴルフをするくらいで?)無趣味で、家庭の濡れ落ち葉と化し、疎んじられることになりがち?そんな生活、NZ人には考えられないことだ。


ガレージの真中には、カバーを掛けた長~~い車が。私が興味深げに触っていたら、カバーを取り除いて見せてくれた。


黒い色のビンテージカー、キャデラック コンバーティブル(Cadillac Eldorado Convertible )。普通のキャデラックより、車体がず~~っと長い・・・5m70cmくらいあるらしい!!エルビス・プレスリーが、今にも出てきそうな50~60年代の古き良き時代を彷彿とさせる車だ。お宿のウェブサイトには、classic Ford Thunderbirdをレンタルできると書いてあったけど、キャデラックに変えたのかな?


案内された部屋は、5エーカー(1acre≒1224坪)の広大な敷地面積に建てられた、古い建物のレンガを利用したレンガ作りの母屋につながる2部屋の一つ。このお部屋は、1泊130ドル。


他に、コッテージが2軒。ジムは、コッテージの中も見せてくれた。真新しい木の香りがするキッチン兼リビングは居心地よさそう。ここは、1泊160ドルだそうだ。ここで長期滞在するのもいいかも?コッテージの周りは、一面プラムの木の林。たくさんのプラムが熟して地面にくまなく散らばっているので、踏みつぶさないよう気をつけて歩く。


お部屋に荷物を入れ、外のベランダに備えてある丸テーブルに紅茶を運んで、椅子に座って、青い空と緑が一杯のお庭を眺めながら、しばし読書。おや?お庭の隅の茂みのそばで何やら動くものが??野ウサギの親子だ!ちょろちょろ動きながら、やがてドライブウェイに座って日向ぼっこ?まるでピーターラビットの世界に入り込んだみたい。のどか~~!


Cartertonは、小さな町だけど、こんな郊外の静かなお宿で、ただ何もせず、のんびり、日がな1日、読書をしたり、散歩したりするだけで過ごすのも、いいものだ。

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