2011年7月5日火曜日

The Employment for Refugees and Migrants Project 1

移民難民のための雇用促進プロジェクト
パーマストンノース(Palmerston North)は、難民移民受け入れ対策に力を入れている。
難民を含む多くの移民のために、マルティカルチャル・センター(MMC:Manawatu Multicultural Council主催の多文化センター)では、英語教室、エスニック料理教室、ポットラックディナー(potluck dinner)、工芸教室、などなど、様々な催しを企画開催している。

その一環として、移民難民の雇用を促進するための、いわゆる「職業能力開発訓練講座」が、新規に企画された。市の助成金で講師を雇って、週2回、15週間の短期講座で、もちろん、無料。

3月に、移民のための雇用促進世話人(Migrant Employment Facilitator)のAxelから、そのお知らせメールをもらっていたので、私も、申し込んだ。

講座は、4月18日から、7月一杯、月曜日は、Multicultural Centreの1室、水曜日は、MMCの部屋が他の講座に使用されるので図書館の会議室を借りて、1時から3時までの2時間。

講師は、英国移民のシーラ(Sheila)。彼女は、英国北西部?の出身なのか?英国の長寿テレビ連続ドラマ(soap operea)、"Coronation Street"と同じ発音をする!マンチェスター(Manchester)が舞台のこのソープ、英語のアクセントが難解で、60%くらいしか会話内容が理解できなくて、イライラしながらも、つい面白くて見ている。

Sheila も、私が普段慣れ親しんでいるBritish English やAmerican English からかけ離れた、独特のアクセントで、早口でしゃべる。 クンヴセイション(conversation) クムニケイション(communication)ロヴ(love)クムン(come in )ヌンバ(number)クリア(career)・・・・などなど、理解するためには、最初すごい集中力を要した。でも、テレビとは違って、直接(face to face)だし、前後関係(context)が、解っているので、すぐ100%理解できるようになった。

でも、生徒は、私以外は、ほとんどが(ネパール辺りからの難民移民)、ネパール語(Nepali)なまりの強烈な英語で話すから、こちらは、ン???でも前後関係から、多分、こう言ったんだろう?と、80%位は理解できるんだけど・・・その彼らが、「Kiwi(NZ人)は、Day を、ダイdie(死ね)と言う」と言って、笑っているのだ。どうやら、彼らも、自分たちの英語は、問題ないと思っているらしい?

Multicultural Centreでは、色んな国から来た人たちが、それぞれのお国言葉のアクセント混じりの英語(You-Tube が笑える!)をしゃべるので、すごく面白い。英語が世界の共通語となりつつある今、アメリカ英語、イギリス英語だけが英語ではないのだ。日本人は、American Englishで教育され、純正American English の発音で話すのが、かっこいいと思っている人が多い?けど、国の数だけ英語があるのだから、発音など気にせず、Janglish を、世界中で、堂々としゃべったらいいのだ!

それはさておき、肝心の講義の内容は:

● 求職のために自分のすべきことを認識し、行動する
 * どのような仕事に就きたいか?  
 * その仕事に求められるものは?  
 * その要求に応えるためにはどうしたらよいか?  
 * スキルアップをするにはどうしたらよいか?  

● 履歴書(CV:Curriculum Vitae)とカバーレター(covering letter)の書き方
● 面接(interview)への Q & A とそのロールプレイ
Careers NZ(公的就職援助機関)から講師を迎えて就職に関する情報を得る
● スーパーマーケット New Worldの人事課の人を迎えて、CVや面接に関する雇用側の求める被雇用者像を学ぶ
● Career Expo'見学
● グループスタディ
● その他

これまで、漠然と何か仕事をしたいと思っていた私には、自分が何ができるのか?職を得るためには何を、どう、したらいいのか?改めて考えさせられている。で、いざ、考えてみると、目標がとても曖昧で、これと言ったスキルもなし・・・・

あと3週間、今月末でこの講座は終了する。それまでに、仕事につながる何かを得ることができるかしら??

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