2010年5月23日日曜日

Pottery and pit firing

陶芸 事始め
友人のサマンサが陶芸を始めたと言うので、先週土曜日、一緒に陶芸クラブに見に行った。場所は、Palmyの郊外の町、フィールディング(Fielding:地図参照)にあるマナワツ陶芸クラブ(Manawatu Pottery Society)。

全国陶芸組織に属する1クラブで、活動の一環として、広く陶芸を知ってもらおうということで、誰でも参加できる。教室ではなく、その道の先輩から色々教えてもらいながら好きな物を作っていくという自由な雰囲気がとても気に入った。第1第2土曜日の月2回だけなので、怠け者の私にはちょうどいい。少し遠いけど、サマンサと交代で車を相乗りし行くことにした。

まずは、お試しで、色々教えてもらいながら、子供心に帰って粘土遊び。と言っても、想像するより、ずっと難しい。捏ねては、作り、作っては、壊し・・・4時間くらいかかって、お皿がやっと1枚何とかできあがる。後は、乾燥させて素焼し、色付けしたり模様を描いたり・・・あ~^^なんだか、楽しそ~う!

Pit firing
昨日、土曜日は、1会員のお宅で*pit firingをするというので興味津津出かけて行った。場所は、Fieldingとは逆方向、国道56号線を南に30分ほど車で行った郊外の集落ランギオトゥ(Rangiotu) にある。ランチは、potluck (持ち寄り)ということで、ツナと梅干し入りおにぎりを作って持って行った。広い裏庭の真中に、既に数人が穴を掘っているところだった。 10人ほど集まり、皆で協力しながらけっこう大きな穴ができた。
その中におがくずを敷き詰め乾燥させた作品を埋め込んで行く。作品の周りには、出来上がりの面白い効果を期待して、色んな物が投げ込まれていく。 コーヒーや紅茶のかす、塩、海藻、藁屑、家畜の糞、中には自分の髪の毛(写真左)を持って来て置く人も。

その上からまたおがくずを乗せ、シュレッドされた紙や新聞紙、小枝を乗せ火を点ける。
炎が上がると、次々に樹の枝、材木の切れ端、古本など、積み上げて、炎は、近くの樹の枝を燃やしそうなくらい、大きく燃え上がった。
皆で持ち寄った食べ物でランチタイム、カレー、マフィン、パンケーキ、おにぎりなどたくさん ・・・おにぎりが珍しがられ、大人気!10個しか作ってこなかったので、俵型1個を半分に切っ て焼き海苔で巻いて・・・でも、たちまち売り切れ!
影が伸びてきた2時過ぎ、炎は、今サツマイモ(kumara)を入れたら良いのに~~と思うような良いおきびになる。






トタンと土を載せて火を消す。開けて作品を取りだすのは、多分1週間後の日曜日のお楽しみ。と言っても、私の作品は、乾燥できていないので、この中にはない・・残念!だけど、10時過ぎから、3時くらいまで、pit firingの初体験!大いに楽しませていただいた。
*pit firing:地面に穴を掘って、その中に乾燥させた作品を入れ木屑や紙類を載せて焼くという、陶芸の原始的な焼き方。電気がまなどを使うのと違った、出来上がりが一様でない面白さがある。

2 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

楽しそうですね、素敵な感性を持ってるからきっと面白い作品が出来ると思うよ、出来上がったら作品を掲載してね!楽しみだ~!

Silvereye さんのコメント...

まだまだ、当分捏ねる練習?しなくては・・・でも、私みたいに不器用で細かい正確な手作業が苦手な分には、ぴったりかも?力いっぱい捏ねて、たたいて、握りつぶして、丸めて、壊して・・・ストレス解消にいいですよ~~~!hiroppeちゃんも始めたら~~!?!?!?