2010年5月10日月曜日

Cat Show

飼う?飼わない?

飼い猫が死んでそろそろ2年半になる。まるでクイーンのごとくふるまう我がまま猫だったので、もうしばらく飼うのは嫌だと思ってきた。今、また、猫を飼うかどうか、迷っている。
土曜日(8日)は、SPCA(動物虐待防止協会)に猫を見に行った。ここに居る猫は全て、迷い猫か、生まれて捨てられていたり、飼えなくなった人が持ってくる言わば、世の中の厄介者猫たち。どうしても、里親が見つからず、病気だったり、歳を取り過ぎていたら、いずれは安楽死が待っている。

日曜日(9日)は、アリーナで開催されたキャットショー(Palmerston North Cat Club Annual All Breeds Show)を見に行ってみた。猫のブリーダー、あるいは、猫愛好家たちが、愛猫を競い合う。入場料大人4ドル。会場には、色んなペットグッズが売っている。


NZ、Australia から来た猫の審査員たちによって、評価が行われている。(写真:Oci Catの審査)
(写真:水入れを枕に居眠りExotic)
いずれも、よく手入れされ、優雅に誇り高くしなやかで、のんびりと寝そべっている。高い値段で取引されるか、猫っ可愛がりされている幸せな猫たちだ。SPCAで見た、寂しげに、物欲しげに鳴く猫たちとは大違いだ。
(写真:ブリーダーのアンドリューさんに抱かれたBritish Shorthair)
私は、動物は、嫌いではない。子供の時から、いつも家には、迷い猫や犬が住みついたのを飼っていたから、可愛い犬や猫を見ると可愛いと思うし、抱きたくなることもある。でも、舐めるようにかわいがるほどのペット愛好家ではない。飼う以上は、責任もって最後まで面倒を見て、見取ってあげないといけないのだから、いい加減な気持ちでは飼えない。それに、旅行に行く時は、どうする?ペットホテルに預けて行く?(留守番がいたのだけど)旅行中に死んだ飼い猫のことを思うと、それもつらい。

(写真:毛がないsphynx アグリ~~!)
そんなことを考えると、やはりペットを飼うことに、躊躇してしまう。でも、家人はまた猫を飼いたがる。猫を飼うって?毎日面倒見るのは誰?えさをやるのは誰???!!!というわけで、決定権は私に委ねられている。さて、どうしたものか??

4 件のコメント:

hiroppe さんのコメント...

猫も犬も飼えば家族と全く同じですよね。沢山の癒しをくれます。でも、言葉が喋れないだけに、その子の一生に大きな責任を負わなければなりません。私は今犬を飼っています。もう17年目を迎え、犬としてはとても老犬です。耳も遠いし、目も明るいか暗いか位の区別しかついていないと思います。最近は散歩もままならず、時間を見計らいながら、ぺットシートに乗せます。5日に1回のシャンプー、食事つくり、等々大変な事は一杯あります、が、けな気でとても可愛い。年をとって、お世辞にも可愛いとは言えませんが、飼い主にとっては、この上なく可愛くて、愛おしい存在です。人の心を優しくしてくれますよ!

Silvereye さんのコメント...

犬は、飼い主にしっかり懐き忠実で可愛い。私も、大好き。

でも、以前飼ってた猫は(猫は一般に皆そうですけど)、特別気位が高く、勝手で気まま、好き嫌いが激しく、1日24時間彼女の気の向くまま、振り回されたトラウマがあります。

私が、途中で世話をし始めたせいか、自分の方が主人とでも思っていたのでしょう、要求ばかり。まるで、彼女の侍女になっているような錯覚がしてました。

おまけに、しょっちゅう小鳥を捕ってきては、ほんの数枚羽根だけ、あるいは頭だけ残して食べてしまう・・・その残骸を、目のつくところに置いておく。おぞましくて、その後、しばらくは、その猫を触るのも嫌でした。

だから、いまだに、小鳥を食べる猫を飼うのは抵抗がある・・・のです・・・

家人は、野菜や果物を荒らす小鳥を追い払えるから、猫を飼いたいだけ・・・で、たまに居る時、なでて可愛い可愛い、と言ってれば済むんだから・・・

hiroppe さんのコメント...

そう言えば友達の飼い猫(春菊ちゃん)も、友達と私が1泊2日の旅行のあと、家に帰ったら、鳩と、蛇の屍骸が居間にあって大騒ぎしたのを思い出しました。猫は狩人精神旺盛だったね!ウーン!そりゃ、やっぱ考えちゃうね!男の人はそんなの平気なんでしょうね。なのにお世話はいつの間にか女性になってしまうのよね!何か条件をつけて飼わなくっちゃ!

Silvereye さんのコメント...

そう!そう!!その男!!

小鳥の死骸を見ても、「この子はハンティングがとても上手だ!」って言って、その亡骸をポイと庭の隅に捨てるから、私は怒りまくり「飼いネコがこんな目に合わせてごめんなさい」って、せめて、手厚く葬ってあげなさ~い!」って、怒鳴る!と、渋々、どこかに持って行って「埋めてきた」って言うけど、嘘に決まってる!私の目につかないところに置いてきただけ!

で、「西洋人は鯨の殺し方が残酷だって文句言うけど、飼いネコがこんな殺し方をしたのはどうなの??!!」って、怒りまくり・・

東と西の農耕民族と狩猟民族のコンフリクトがこういう場面で露わになります!

これ、ここだけの話です・・・シ~!