昨日(18日、日曜日)、友人の結婚式に参列した。歩いて5分の所にある近くのセントマシューズ教会(St. Matthews Church)で、2時から。たった5分とは言え、フォーマルなドレスを着て、暑い中、歩いて行って汗ビッショリになりたくない・・・ので、車で行くことに。
15分前に着いたら、式場の入り口で、若い男性二人(花嫁の息子たちだった)が、式次第をくれて、式場(会堂)に案内してくれる。会堂の中で、花婿(NZ人)がお出迎え。ニコニコと、幸せそう。花嫁は、中国系マレーシア人。さすがに参列者も、国際的・・・アジア人、黒人、ヨーロッパ人系と、様々。二人は、この教会のメンバーなので、教会員の参列者も多いに違いない。
司祭(preast)・・は、女性だ・・・のあいさつの後、息子に付き添われて入場してくる彼女の姿を見たとたん、胸がキュンとして、涙腺が緩むのを感じる。花婿も花嫁も再婚同士で、人生の激動を乗り越えて結ばれたということをよく知っているだけに、心から祝福したいと思う。
花嫁には、成人した3人の息子(孫も2人)がいて、ページボーイや、受付などを務めている。
式次第に従って、まずは、Amazing Grace歌う。大好きな歌だ。
心引き締めて誓った言葉・・・も、やがて、忘れ去り、別れて行くカップルが何と多いことか(自分も含めてだけど--;)・・・
その後、リング交換・・・司祭の宣言・・・そして、You may kiss your wife・・・・背の高い花婿は、小さな花嫁に、ひざを折り曲げてキス。微笑ましい光景に、皆も、司祭も、思わず笑って・・・その後、結婚証明書にサイン・・・We welcome you now as husband and wife. pray, and we will pray with you.
手に手を取り合って祭壇から歩いて来る、幸せいっぱいの紅潮した頬のふたり、人生最高の日に違いない。
式は、30分で終わり、この後、教会心尽くしのアフタヌーンティー。一口サイズの、ケーキ、サンドイッチ、カナッペ、それにフルーツパンチ、小さな花嫁人形が飾られたまっ白いウェディングケーキなど、とてもお洒落な雰囲気で素敵。食べながら、そばにいた女性とおしゃべりに花が咲く。彼女は、ハミルトンから来たとのこと。花嫁の友人で、香港出身だそう。
6時から、タウンにある中華料理店で披露宴。円卓を囲んで、私のテーブルには、アフリカ人っぽいカップル、キーウィ男性と中国人のカップル、キーウィ男性とフィリピン人の奥さんとその娘。それに、Otakiから来たという花婿の友人など・・・2人の多彩な交友ぶりがうかがえる。
オークランドから来たという隣のフィリピン女性と、すっかり打ち解けて、おしゃべり。一緒に写真を取ったり電話番号を交換したり・・・花嫁花婿を通して交友関係が広がる。
願わくば、たくさんの人たちに、愛され、祝福されたこの日を忘れず、仲良く、苦楽を共にして、一生を添い遂げて欲しい・・・と、祈りつつ、まだ明るい9時過ぎ、家路へ。