2008年11月25日火曜日

NZの隅々を旅するの記4-4

        (写真:Te Mata Peakからホークス・ベイを展望)
Pukaha Mt. Bruce 野生保護区
ホークス・ベイ(Halwke's Bay)からさらに南下したワイララパ(Wairarapa) 地方の エケタフナ(Eketahuna) から10km ほど南下したところに、プカハ・ブルース山(Pukaha Mt. Bruce) がある。ここは、ブルース山国立野生動物保護区で、自然環境の中で絶滅寸前の野生動物を保護観察し、繁殖させ、野性の戻す活動が行われている。自然を生かした野生動植物園でもあり、入場者は、ブッシュの中を歩いて野生の動植物を見たり、展示室や、スクリ-ンで、絶滅危機品種の研究や繁殖の様子など見ることができる。ブッシュの中の浅い小川には、大蛇のようなウナギがたくさん群れて泳いでいる(あの1匹でウナギの蒲焼が何人前できるかしら??と、つい考えてしまう??)。
ここのキーウィハウスは楽しい。キーウィ(Kiwi birds)は、夜行性なのでガラス越しに暗い明かりの中で見ることができる。他所で見た時、たいていどこにいるのかさっぱり見えずがっかりして出てくることが多かったが、ここでは、キーウィがせっせと餌をつついているのが、ガラスのすぐ内側に間近に見え、つい時を忘れていつまでも見とれてしまうほどだ。
NZ は、あちこちの島や山に、こういった野生動植物保護区域(聖域)があり、絶滅の危機に瀕した動植物を守り、繁殖させる努力をしている。鳥の聖域オークランドのティリティリマタンギ島(Tiritiri Matangi Island)や、ウェリントンのカピティ島( Kapiti Island)やカロリ野生保護区(Karori Wildlife Sanctuary)などが有名だ。

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