2008年5月25日日曜日

My favorite 4




Sanson の Antique shop

私は小さな街をぶらぶらして antique shop を見つけたら、思わず飛び込んでしまう。たいていの場合、見るだけでお店にとってはありがたくない客だが。

palmy 市街地から北西に15分も走るともう道路の両側は一面のどかな緑一色の牧草地帯に入る。羊がのんびり草を食む景色を見ながらなお15分ほど走るとやがて牧草地から、小さな教会やガソリンスタンドの立ち並ぶ通りへと景色が変わる。Sanson という人口500人ほどの小さな町(村?)だ。
中心の交差点の右側手前に、antique shop "B.B. French Ltd." がある。外観はとりたててantique な構えではないが、中は、ヴィクトリア王朝時代の英国やフランスの重厚で贅沢な雰囲気をいっぱいに漂わせ、ベッドやソファ、飾りだななどの家具類、グラス、カップ、スプーンやナイフのセット、その他諸々の食器類、絵画、アクセサリー、などで満ち溢れている。全てが骨董品というわけではないが、センスの良いものを揃えて置いてあるので、一つ一つ見て歩くとすごく楽しい。欲しいものがあっても、値段を見れば衝動買いの対象にはならないが、眼の保養に、たまに訪れたいお店の一つだ。でも、こんな誰もあまり訪れない小さな村でお店が成り立っていくのか心配になる。願わくば、(あまり、観光化されてもいやだけど)私みたいな冷やかし客ばかりでつぶれたりしないでいて欲しい。

2008年5月23日金曜日

語学学校と日本の若者 3

コメントいただいた語学学校の意義について少し書いてみたい。NZの語学学校は、その60%がAuckland に集中している。本来、NZの語学学校は、bridging school と言って、英語を第1言語としない人が英語を学び、 IELTS(国際英語力試験)を受けて正規留学の資格を得るところだが、実際、日本人の場合、Working Holiday (ワーホリ)システム を利用して来て語学学校に行く若者がその大半ではないだろうか。ワーホリは、18~30歳以下(NZの場合)の若者に受入国が最長1年間働きながら滞在できるビザを発給し、大いに異文化体験をして成長してもらおう、という目的で数カ国(現在9カ国)が協力して行っているシステムだ。このシステムは、NZでは 制限 があるので語学を学ぶという点では中途半端な「経験する」だけのものになるだろうし、仕事は、主に、日本食レストラン、fruits picking (果樹園で果物収穫の仕事)、女の子だと、オーペア(住み込みで子供の世話をする)など、英語が得意でない日本人の職場は少ない。

ワーホリシステムを利用して異文化に触れる機会を与えられた若者は、大いに世界を見て、聞いて、何か掴んで帰って欲しいと思う。 だが、単に親元から羽根を伸ばして遊びまわっている若者も多いのではないだろうか? NZのテレビ番組、移民局が不法滞在者などを摘発していくドキュメンタリーで、日本の女の子が不法入国で日本に強制送還された事件が on air されたことがある。それまで、この番組で摘発されているのは中国や、東南アジア系の人たちばかりで、日本人は見たことがなかった。彼女は、ワーホリで1年間NZに滞在した後、ビザが切れ、一旦オーストラリアに出国し、3日ほどでまたNZに入国しようとして取調べを受けたということだった。

NZは、最長9カ月まで訪問者ビザを延長できるが、その後、9ヶ月間は入国できないことになっている。ワーホリの場合、条件を満たせばもう3ヶ月の延長は可能だが、彼女はそのビザも持っていない。違法入国だと言う係官の説明があまり理解できないのか、かなりトンチンカンな受け答えをする。係官は、彼女はあまり英語が理解できていないようだと、通訳をつけて違法だということを説明する。何故またNZに入国しようとしたかの問いに、「妊娠しているので相手の Kiwi のボーイフレンド(?)に会いに戻って来た」という。相手は、全くそのことを知らないと言う。旅の恥は掻き捨て?なのか、わびれる風もなく妊娠していることを何度も繰り返す彼女に、日本人も変わったものだと、妙に感心してしまった。結局、その彼に会えるわけもなくそのまま日本に強制送還された。

この彼女は稀な例かもしれないが・・・Auckland の Queen street を歩くと、たくさん日本の若者がかたまっておしゃべりしているのに出くわす。「お金な~い!」「親に電話して送ってもらおうか・・・」「教材費が要るって言えば?」「その手はこの前使ったしね~」こんな会話が聞こえてくる。

この子達の日本の親御さんは、自分の子供は海外で英語が ”ペラペラ” になって帰ってくる、と期待しているんだろうな・・・と、やりきれない気持ちになる。もちろん、専門的な勉強をしてその技術を生かしてNZでそのまま働いている若者も多数いるし、頑張ってdiploma(大学(4年間)の卒業証書)を取得した若者がいたのも知っている。青い眼の子供を生みたいと、海外にボーイハントに行く日本の若い女性が多いと聞くが、願わくば、妊娠というお土産を持って帰った女の子も、ワーホリで何か学び取って次への飛躍のステップにして欲しいと思う。

2008年5月22日木曜日

Palmy 8


郊外の美しい街 
Fielding


Palmy から車で30分位の郊外にある Fielding は、NZで最も美しい街のひとつに挙げられたこともある小さな街だ。街の中心の時計塔がシンボル(写真)の、古い建物が保存された街並みが美しい。
飛び抜けて素敵なおしゃれなお店があるわけではないが、コーナーの小さな take away (take out:持ち帰り) のお店でミートパイか何か買ってほおばりながらのんびり歩いてウィンドーショッピングするのも楽しい。何しろ規模が小さいから疲れるほど歩く必要もない。Little Theatre (右写真:小さな劇場) で、何があってるのだろう。一度、覗いてみたいものだ。こんな地方の小さな街を歩きながら何か発見すると楽しくてワクワクする。観光ルートにないところで新鮮なNZを発見するのは楽しい。

2008年5月20日火曜日

NZ事情 4


不動産ブーム
Riverdale 沿いの家

NZはこの7~8年、不動産売買のブームで家の値段は高騰してなかなか下がらない。家のmortgage (ローン) は、9%以上(預金利息が8~9%)で、若い人は家を買うのもままならないようだ。11 年前、私が Auckland に住んでいた時、500万円も出せば小さな家(と言っても最低100坪はあるだ ろう)の1軒も買えると、不動産の安さにびっくりしたものだ。 先週散歩をしていたら、Riverdale 沿いの大きな家が売りに出ているのに気付いた。週末に出る、不動産の新聞広告(紙面10ページ以上にびっしり売りに出た家の写真が載っている)にこの家が載 っていた。土地の広さは、書いていないがおそらく 200~300 坪というところだろう。
広告の説明によると:4double bedrooms +HUGE rumpus room, 3 separate living areas, 2bathrooms, large 3 garaging, exceptional family living・・・4ダブルベッドルーム、広いランパスルーム(子供の遊び場にもなる多目的室)、3つの独立した居間空間(それぞれの寝室に付随しているのかな?)2浴室、広い3台の車が置ける車庫、家族用リビングルーム・・・ざっとこんなところだ。

tender(入札)で買い手を募集しているが、401,000 ドル以上のカテゴリーに載っていたから、日本 円ですると、85円で計算して3400万円以上になる。数年前だったら、この家も1500万円くらいで買えたのだろう。10年ほど前、隣とくっついてカーテンも開けられないような狭苦しい100坪ほどの土地に 建った家を、1億円で売り出してたちまち売れてしまった日本の住宅事情からすると、うらやましい ほど安いと思われるだろうが、(かつて、一生に7度は引越しをするというのが一般的な Kiwi の生態(?)だった)NZの庶民には、高騰した不動産と mortgage で、好きな引越しもままならないようだ。

2008年5月18日日曜日

Palmy 7


秋の街路樹
写真は、Palmy 市内の大通りのひとつ、Victoria Avenue の様子。 街路樹がトンネルのように道路を覆っていて、秋になると紅葉して通りを落ち葉が埋め尽くす美しい通りのひとつだ。
市内の主要道路には、写真を拡大して見てもらうと良く分かるが、住宅の前に歩道があり、歩道の道路寄りに芝生の並木道。その横は車を停められるスペースがあり、その横に自転車専用道路、そして、車用に1車線とってある。
自転車専用道路は、全部の道路というわけではないが、比較的広い道路には、昨年から2車線のところを1車線にしたりして新設されたもので、Cyclist (サイクリスト)の安全を守るためと同時に、排ガス規制のためにできるだけ自転車を利用しましょうという、市の環境政策のひとつだ。こういった贅沢な道路の使い方ができるのも人口の少ないNZならではだろう。車優先の狭い日本の道路事情を考えると羨ましい限りだ。

2008年5月16日金曜日

語学学校と日本の若者 2


Massey Univ.(Palmy)の卒業式

今週、月曜日(12日)から金曜日(16日)までマッシー大学の卒業式が、例年のように歴史的な建物、Regent Theatre で催された。私は、昨年、卒業式のある1日に出席する機会に恵まれたことがある。英国の伝統にのっとった式が、素晴らしい荘厳な Regent の舞台で行われた。黒い角帽に黒いガウンを着た卒業生たちがひとりひとり学部長から祝福と卒業証書を受けるのを見るのは他人の子供たちと言えども思わず涙が出そうなくらい感動的な光景だった。

私自身がNZの大学で学んだたった2年間だけでも大変な思いをしたという経験から、卒業式の重さがひしひしと伝わってくるからだ。結構年配の卒業生もいた。マオリ人の学生は、民族衣装の鳥の羽根で覆われたガウンを着て誇らしげに舞台に立った(写真上:2007年5月撮影)。卒業名簿を見ると外国からと思しき学生も多い。中国人の名前もたくさんあった。でも、日本人の名前は、探したが、見つけることができなかった。

今年、ここ Palmy のMassey からは、1500人以上の学生が卒業していくという。新聞に掲載されている名前を探してみたが、日本人らしき名前は全くない。Palmy には、たくさん日本人学生がいるのに、Massey に学ぶ学生はひとりもいないのだろうか?正規留学と言うと、日本人は皆、米国や英国に行く?それとも、留学とは、日本人にとっては、語学を学ぶことなのだろうか? 中国人がどんどん大学の専門課程を終え、NZの色々な企業に就職しているのを見るにつけ、日本人は?と、寂しい気持ちになってしまう。日本の若者に、もっと目的意識を持って海外に学びに行って世界で活躍して欲しいと思うのは、私だけだろうか。

Palmy 6


Riverdale の散歩コース
リバーデール(川)は、私の住んでいるところから歩いて5分ほどのところにあり、 川に沿って土手を右に5分も行けば Panerie Park (パネリ公園)、左に10分くらい歩くと Esplanade Park (エスプラナード公園)の裏側のウォーキング兼サイクリングコース入り口にたどり着く。この辺りは私の好きな散歩コースだ。たいてい、左へのコースを往復1時間くらいかけて歩く。ウォーキングコースは Esplanade のBush に沿ってあるのでNZの野鳥 Tui や Bellbird、Thrush などが、美しい爽やかな声で鳴いているのを聞きながら歩くと知らないうちに往復1時間以上歩いてしまう。

右のコースを行ったところにある Panieri Park は、夕方人が少なくなった頃行くと、たまに野うさぎが公園の横のブッシュから反対側の茂みまで一目散に駆けて逃げるところに出くわすことがある。Hedgehog (ハリネズミ)もちょろちょろ出て来る。ハリネズミは人に出会うと、逃げずにその場で、針の外套を突き立てて丸くなる。棒でつついてちょっかい出してもじっと動かないのでかわいい。連れて帰ってペットにしたくなる。Hedgehogs を実際お庭で飼っている人がいるというのを新聞で読んだ。お庭の野菜や花の大敵 slags (ナメクジ) や snails(カタツムリ)を食べてくれるのだそうだ。
(写真上:Riverdale の土手から、遥かに Manawatu wind farm を望む。右写真欄にhedgehog)